Webサイト

中小企業のためのWebサイトブランディング戦略

本校では、個人・法人また法人の規模を問わず、ビジネスにおけるデジタルマーケティングの手法についてお伝えしていますが、今回はどちらかというと中小企業に向けて、Webサイトのブランディング戦略についてご紹介します。

世の中全体的にデジタル化が進んでいる昨今ですが、IT系でない昔ながらの業種の中小企業の場合、まだまだWebサイトをビジネスにうまく活用できていないケースが多々見られます。

Webサイトを活用する方法

では、Webサイトを積極的に活用するにはどうしたら良いでしょうか?

①Webサイトを作る「目的」を決める

Webサイトを作る時、その目的をはっきりとさせることはとても重要です。

✔ 見込み顧客を獲得する
✔ 企業の信頼性を訴えてイメージアップ
✔ 優秀な人材を採用する

・・・どれかにフォーカスしても良いし全部狙っても構わないと思います。とにかくWebサイトを作る「目的」を決めることが重要です。

今時Webサイトがあるのは当たり前だから・・・と、名刺や紙の会社概要を作る要領で、ただとりあえず綺麗なホームページを作ってその後放置してしまうケース、多いと思います。

実際、起業したばかりの法人向けに名刺・会社概要・Webの3点セットを格安で提供するデザイン会社なんかもあるようですし。

しかしそれでは、せっかくのWebサイトポテンシャルを生かせないことが多いです。

今時のWebサイトでできることは、ただ会社の情報やサービスを伝えるだけではありません。

ECサイトのように製品を直接販売できることはもちろん、チャットボットなどを使った接客体験、VRを使ったバーチャルサービス体験やバーチャル会社見学なんていったこともできます。

もちろん高機能にすればするほど、工数がかかりコストも増えますから、スタートアップ企業には難しいこともあるかもしれません。

ただ作る前に「Webサイトを作る『目的』を決める」ということ自体は必ず行うべきかと思います。

②Webサイトの更新を積極的に行う

意気揚々とWebサイトを作ったあと、おそらくは想像以上に部外者からあまり見てもらえないことと思います。

それで、よくしようという気持ちが少なくなってしまったり、あるいはお金がないから後回しといって社長や上司にその気がないケース
もあるでしょう。

いずれにせよ、せっかく作って、そのままになってしまうトラップはいくらでもあります。

しかし、そこで何もしなかったら、結果は変わらないので、Webサイトのポテンシャルに気がつかないままで終わってしまいます。

Webサイトは作って終わりではありません。

データを見ながら日々改善して行くことで、初めてビジネス効果を生み出すものになります。

確かに、成果が上がらない中、手を加え続けるというのはなかなかモチベーションが続きにくいこととは思いますが、諦めずにコツコツ努力した人が報われるのもまた事実です。

そのために、

✔ 社長自らWebサイトに関心をもつ
✔ 兼業ではなく専業の担当者をつける
✔ 業者任せをやめて自分たちでも考える

企業として、Webサイトに力を注ぐには、特に中小企業であれば社長の姿勢一つで、その勢いが丸で違ってきます。

自分たちのビジネスは自分たちが一番わかるはず、制作会社に丸投げをやめて改善策を考えることが最善の結果につながります。

③「データ」による裏付けを元に改善する

Webサイトはデジタルの利点として、訪問者数から問い合わせ率まですべて数字が取れます。

そしてその数字をプロが見れば何が悪いか一発
で分かるというものです。

それなのに、そもそも解析ソフトを入れていないとか、入ってるけど誰も見ていない or 見方がわからないとなってしまっていますと、改善の糸口が見えません。

前項で、日々改善して行くことと記しましたが、せっかく頑張っても正しい方向に進まなければ無駄な努力ばかりになってしまいます。

こっちに行くと良いですよという旗導が「データ」です。

そして、PDCAサイクルを回しながらデータ改善を図っていくことです。

データの読み方や、判断基準については本校でお伝えしますので、ぜひ生かしていただきたいと思います。

集客数を上げる最新デジタルマーケティング手法

私が実際に中小企業のWebサイト担当者にお話を伺っておりますと、悩みNo.1に挙げられるのが「集客」です。

「頑張って更新しているのに、まるで見てもらえない。」

そういうふうに悩んでいるのは御社だけではありません。

例えばトヨタとか誰もが知っている企業であれば、何もしなくてもそれなりの数がサイトに訪問してくれるものですが、会社名や製品名に知名度が低い中小企業は、そうはいきません。

2019年の「Internet Live Stats」の調査によると、世界のWebサイトの数はおよそ17億サイトあるとのこと。

自分たちで考えて、しっかりと露出するようにしなければ、Webサイトを見つけてもらうことが難しいのです。

そこで、この章では、どうやってWebサイトに集客するかについて解説します。

①検索エンジンから来てもらう

まず基本的な集客手段としてはGoogleなどの検索エンジン経由が挙げられます。

例えば、御社が新宿にある会計事務所だとすれば、見込み顧客が「新宿 会計事務所」などの検索ワードで検索した時に、御社のWebサイトが検索結果画面に表示されていれば、売上につながる可能性が高いですよね。

しかし難しいのは、ビジネス競合はたくさんいるため、その中で順位争いが起きるということです。

実際に新宿の会計事務所はいくつもあって、どの事務所も「新宿 会計事務所」で検索された時に、なるべく上の方に表示されたいと考えていますから、そこに競争が発生するのです。

では、どうやってその競争に勝てば良いのでしょうか?

SEOで優位に立つ

Googleなどの検索エンジンは、あらかじめ決まった判断基準で、各サイトの状態を判断し、得点化。そして相対評価によって順位を決めます。

ですから、Webサイトをこの判断基準に合わせて、ライバルより得点が高くなるように改修すれば、上位に表示されるようになります。

この対策をしっかりやることを、SEO(サーチエンジンオプティマイゼーション)と言い、デジタルマーケティングに力を入れる企業では意識して対応されています。

しかし事はそう単純ではありません。

どうやったら得点が高くなるかという判断基準をGoogleが公開していないのです。

かなり意訳ですが、「人々の役に立つ良いサイトを作って運営していれば、自然と順位が上がりますよ」くらいのことしか公には言っていません。

しかも、彼らはその判断基準を世に断りもなく突然変えたりします。

このため、小手先だけのテクニックで順位を上げようとするのは大変危険です。

ある日、ペナルティを受けて突然圏外になるという話はよく聞かれます。

そして戻そうと思っても、かなり大変な努力がいります。

不正はせずに、できることを淡々とやることが求められます。

SEO基本の3箇条

詳しいSEO手法については別のページでご紹介しますが、基本は下記の3箇条に沿ってサイトを作ることが効果的です。

  • ① 狙いたいキーワードを決める
  • ② サイト内に自然な形でキーワードを入れていく
  • ③ ページ数を増やす

手っ取り早いのは検索連動型広告

上記でSEOについて述べましたが、実はSEOで成果を出すのはとても時間がかかります。

特にネックなのが③ページ数のところで、現在のようにWebサイトが乱立している世の中では、知名度のない企業・製品で、他のサイトからの健全なリンクがあまり見込めない場合、大まかに100ページ、できれば200ページは持っていないと、狙ったキーワードで上位表示されることが難しいです。

しかもただ闇雲にページ数を重ねるのは逆効果で、気合入れて作ったちゃんとしたページが100とか200も必要なのです。

そこでオススメしたいのが、検索連動型広告(リスティング広告)です。

詳しくは他のページに譲りますが、お金はかかるものの、手っ取り早く消費者に見つけてもらうことが出来ます。

またGoogleの検索上位基準がある日変わっても影響がないので、その点も魅力です。

費用対効果を見て、広告費をペイできるのであれば、積極的に活用することで顧客をどんどん増やすことができますね。

個人的には、今の時代、ビジネスにおいて広告費をかけるのは当たり前だと思っていますので、もともと広告費を払っても利益が残るような価格設定をすべきと思います。

そして、その価格で物が売れないのであれば、商品サービスに魅力がないか、営業マンのセールスが悪いかのどちらかだと思いますので、デジタルマーケティング以前にもっと中身を良くすることに力を注いだほうが良いのではないかと思います。

②オウンドメディアによるコンテンツマーケティングで見込み顧客を獲得する

ここ数年、人気のマーケティング手法が、オウンドメディアと呼ばれるメディアサイトを
運用し、コンテンツマーケティングで集客することです。

自分たちのビジネスに関係がありつつ、消費者が気になって調べようとすることについてまとめた専門サイトを、自社サイトとは別に運用します。

(自社サイトに組み込んで、自社サイト自体がメディアになっている企業もあります)

例えば、「終活ねっと」という企業があって、ここは葬儀とかを手配するビジネスのようなんですが、コンテンツマーケティングをやることで成長しました。

Webサイトには、葬儀の他、介護や相続など、シニアが関心のある事柄に関して解説した記事を大量に掲載していて、シニアが自然と集まるような仕掛けを作っています。

そして、SEO効果を高めることで、いざ葬式を手配しようとした時に、このサイトが上位表示されることにより、集客に成功しています。

こちらの記事は有名大学のインターン生に時給を払って書いてもらっているようなので、お金も時間もかけていますが、結果的にペイできているわけです。

御社のビジネスにも応用できないか検討してみる価値はありそうです。

③SNSから集客する

今の時代、重要な集客メディアとなっているのが、FacebookやInstagramといったSNSです。

詳しくは各SNSのページで解説しますが、大まかに次の要点です。

✔ ビジネス用途ならFacebook
✔ Facebook広告は費用対効果が良くオススメ
✔ 消費者向け、特に若者狙いならInstagram
インスタ映えするものを用意する
✔ 顧客囲い込みにはメルマガよりもLINE

まとめ

それでは本日のまとめです。

✔ Webサイトを作る「目的」を決める
✔ データを取り分析しながら、改善を心がける
✔ 検索エンジン対策で集客数を増やす
✔ SNS活用も検討

せっかくのWebサイトを最大限に活用してビジネスの発展に役立てましょう!